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家族葬の香典まとめ!マナーや相場、渡し方を徹底解説!

更新:2024/12/10

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葬儀に参列する際には、香典の用意が必要です。しかし近年ではさまざまな葬儀のスタイルが広まってきていることから、どのように対応すべきか困ってしまうこともあるでしょう。特に近年「家族葬」を選択される方も多くなっており、香典に関する悩みを持つ方も少なくありません。そのためこの記事では、家族葬における香典の基本マナーやポイントを解説します。下記記事も合わせてご参照ください。

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家族葬では香典は持って行った方が良いのか

家族葬に参列する際、香典を持参すべきか迷う方は多いでしょう。家族葬は、親しい人のみで執り行われるため、一般的な葬儀とは異なる慣習があることもあります。基本的には、遺族からの案内状や葬儀に関する連絡内容を確認することが大切です。香典辞退の旨が明記されている場合、持参しない方が遺族の意向に沿う形となります。一方、特に記載がない場合は、通常通り香典を持参するのが一般的です。もし判断に迷った際は、直接遺族や葬儀の担当者に確認しても良いでしょう。家族葬は形式よりも故人との別れや遺族の意向を重視する場です。香典についてもその趣旨に配慮した対応が求められます。

家族葬での香典の相場

家族葬での香典の相場は、一般参列者の場合では、3,000円~5,000円です。一般葬と同等の相場となっています。連名で出す場合は、総額を切りの良い数字にして 香典袋に入れると良いでしょう。家族葬の香典では、一般葬とは異なり、 参列者数が少ない分、得られる香典の総額が少なくなります。親族の場合ではそれを気遣い、相場よりも多めに香典を渡すこともあるようです。香典の相場を亡くなった方との関係性や、ご自身の年齢別で解説します。

親族が亡くなった場合の家族葬の香典の相場

親族が亡くなった場合の香典の相場は【両親】50,000円~100,000円、【祖父母】30,000円~50,000円、【兄弟】30,000円~50,000円、 【親戚】10,000円~50,000円、となっています。

両親
5万円~10万円
祖父母
3万円~5万円
兄弟
3万円~5万円
その他の親戚
1万円~5万円

家族葬の香典相場を年齢別で解説

次に、家族葬の香典の相場について年齢別に「自身が20代の場合」「自身が30代の場合」「自身が40代の場合」で紹介します。また、「義理の親族が亡くなった場合」の香典相場も確認しておきましょう。

家族葬の香典相場:自身が20代の場合

自身が20代の場合の、香典の目安は【両親】30,000円~50,000円、【祖父母】10,000円程度、【兄弟】30,000円~50,000円、 【親戚】3,000円~5,000円、となっています。

両親
3万円~5万円
祖父母
1万円程度
兄弟
3万円~5万円
その他の親戚
3,000~5,000円

家族葬の香典相場:自身が30代の場合

自身が30代の場合、香典の目安は【両親】50,000円~100,000円、【祖父母】10,000円~30,000円、【兄弟】50,000円、 【親戚】5,000円~10,000円、となっています。

両親
5万円~10万円
祖父母
1万円~3万円
兄弟
5万円
その他の親戚
5,000~1万円

家族葬の香典相場:自身が40代以上の場合

自身が40代の場合、香典の目安は【両親】100,000円程度、【祖父母】30,000円~50,000円、【兄弟】50,000円、 【親戚】10,000円~20,000円、となっています。

両親
10万円程度
祖父母
3万円~5万円
兄弟
5万円
その他の親戚
1万円~2万円

義理の親族が亡くなった場合の家族葬の香典相場

義理の親族が亡くなった際にも、香典はお渡しします。家族葬であっても、一般葬と比較して香典が必要な範囲に違いはありません。 自分の親族が亡くなった場合と同程度を目安として、忘れずに用意するようにしましょう。

家族葬での香典マナー

香典マナー

ここでは、家族葬での香典マナーを、「参列する場合」「参列しない場合」「香典辞退されても弔意を伝えたい場合」 「会社からの慶弔金について」に分けて紹介します。

家族葬に参列する場合

参列する場合は、基本的に香典を用意すべきです。ただし訃報連絡やお知らせの中に「香典辞退」に関する記載がある際は、 原則として持参しません。家族葬では、遺族側が準備に関する負担を減らすため、香典を辞退するケースがあります。 それでも弔意を表すために持参したいと思うかもしれませんが、遺族の意向を優先して持参を控えることが大切です。

家族葬に参列しない場合

葬儀に参列しない場合でも、弔意を表すために香典を郵送することはできます。家族葬では参列できる人が限定されるため、 郵送で送るケースも多くあるでしょう。ただし参列する場合と同様に、香典辞退について訃報連絡やお知らせなどで 明確な意思を示している際には、郵送を控えるべきです。また、郵送する場合でも、お悔やみの言葉とともに「もしご迷惑でなければ」と 事前に言葉をかけて、郵送したい旨を伝えて確認してからにすることをおすすめします。

会社からの慶弔金について

会社からの慶弔金については、香典とは扱いが異なります。慶弔金(弔慰金とも言います)は、会社の福利厚生としての 意味合いが強いものだからです。慶弔金の制度がある場合、申請に応じて支給することが大切です。また、慶弔金に関しては返礼の必要はありません。

家族葬での香典の正しい包み方

香典の包み方

ここでは、家族葬での香典の正しい包み方について解説します。

お札の入れ方

お札は、肖像画が描かれている面を裏にしてそろえて入れます。肖像画を裏にすることで、悲しみに顔を伏せていると表現できるためです。 また、入れるお札を選ぶ際には、新札を避けることも欠かせません。新札を用意すると、亡くなることを事前に予測し準備していたとの イメージを与えるためです。さらに金額を決める際には、別れのイメージを与える偶数や、死や・をイメージさせる4・9も避けましょう。

香典袋の書き方

香典袋の表書きには、宗教に合わせて以下の文字を書きます。

仏教
「御霊前」「御香典」※浄土真宗のみ「御仏前」
神道
御神前」「御榊料」「御玉串料」
キリスト教
「御花料」(カトリックの場合)「御ミサ料」

香典の渡し方

香典は、受付で記帳をする際にお渡しすることが一般的です。小規模で受付が設けられていない場合は、喪主や遺族にお渡しします。 お渡しする際には、喪主や遺族に「このたびはご愁傷さまです」と簡単に挨拶することも大切です。

家族葬で香典辞退された場合の対応

家族葬では、故人の遺志やご遺族の希望で香典を辞退されることが増えています。この場合、まずは案内状や訃報の通知文を確認し、 「香典辞退」の旨が明記されている場合は持参しないのが基本です。どうしてもお悔やみの気持ちを表したい場合は、供花・供物や弔電を送ることを検討しましょう。ただし、 これも事前にご遺族の意向を確認することが大切です。また、参列時には無理に香典を渡そうとせず、丁寧な言葉でお悔やみの気持ちを伝えることで心が伝わります。 家族葬は少人数で行う場合が多く、ご遺族の負担軽減を意図していることが多いため、その意向を尊重することが大切です。

《香典の代わりに弔意を示せるもの》
  • 供花:お菓子や果物、線香やろうそくなど
  • 供物:胡蝶蘭やユリなどで、白や淡い色が基本
  • 弔電:参列できない場合や、直接お悔やみを伝えるのが難しい場合に送る電報

対応①供花・供物を送る

故人を偲び、ご遺族への哀悼の意を表す方法として、供花や供物を送ることが一般的です。供花は、葬儀会場やご自宅に飾られる花を指し、 優しい香りとともに場を和ませる役割を果たします。一方、供物は果物や菓子、食品など、故人やご遺族への供養の気持ちを形にしたものです。 選ぶ際には宗教や地域の風習に注意を払い、ご遺族の負担にならないよう配慮しましょう。また、送付時には事前に葬儀社や遺族と連絡を取り、 受け取りや設置場所について確認するとスムーズです。供花や供物を通じて、哀悼の気持ちを形にして届けることが、ご遺族の心を少しでも慰める一助となるでしょう。

供花・供物を送る時の注意点

家族葬では、一般的に規模が小さく、親しい人のみで執り行われるため、供花や供物を贈る際には注意が必要です。 家族葬では、故人や遺族の意向で「香典辞退」されている場合は、 供花や供物も辞退される傾向があります。理由としては、家族葬は規模が小さいため、使用される斎場も小規模になります。 そのため、供花・供物を置く場所に困ってしまうことも想定されるためです。まず、事前に遺族や葬儀社へ確認を取りましょう。

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対応②弔電を送る

弔電は、遠方にいて直接弔問できない場合や、葬儀当日に参列が難しい場合でも故人や遺族への気持ちを伝えることができる方法です。 「香典辞退」されている場合でも、弔電であれば置く場所に困ることもなく、お返しなしでもマナー違反にはならないため、ご遺族の負担になることもありません。 弔電の送付は電話やインターネットを通じて簡単に手配できますが、遅くとも葬儀が始まる前までに届くように手配することが大切です。 文面には、故人への哀悼の意と遺族へのお悔やみの言葉を丁寧に綴りましょう。迷った場合は、定型文を活用するのも一案です。弔電は形式に捉われず、 真心を込めて送ることが最も重要です。これにより、遺族に対する気遣いが伝わり、心の支えとなるでしょう。

弔電を送る時の注意点

弔電を送るタイミングには配慮が必要です。通常、葬儀の詳細は訃報とともに伝えられることが多いため、訃報を受けたら速やかに対応しましょう。 理想的なタイミングは、葬儀や告別式が執り行われる前日までに届くよう手配することです。ただし、急な知らせで間に合わない場合もあります。 その際は、遺族が落ち着いた頃に手紙やメッセージを別途送ることで、心を伝えることができます。

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家族葬での香典は郵送できる?注意点やマナーとは

香典マナー

家族葬での香典は、郵送することも可能です。そのためここでは、香典を郵送する際のマナーについて解説します。

香典を郵送する際の送り方

香典を送る際には、必ず郵便を利用します。現金が入ったものを送るのであれば、現金書留用の封筒で送らなくてはなりません。 まず現金を香典袋に入れ絵、そのうえで現金書留用の封筒に入れます。また、郵送時には現金書留用の封筒・香典袋ともに 住所氏名を省略せずに記入しましょう。

香典を郵送するタイミング

香典は、できるだけ早く郵送することが大切です。葬儀までに届くようにするのが重要だからです。参列できないことが判明した時点で、 なるべく速やかに郵送しましょう。また、葬儀まで日程の余裕がある要であれば、葬儀会場に送ることもできます。 ただし葬儀場によっては対応できないことがあるため、事前に確認するのが大切です。その逆に葬儀当日に間に合わないようであれば、 葬儀の2~3日後を目安として喪主の自宅に送りましょう。

手紙を添える

香典を郵送する際には、手紙を添えることも大切です。お悔やみの言葉や参列できないお詫びの言葉を添えた方が、より丁寧です。 手紙に使用する便せんには、白の縦書き無地を基本として、なるべく特徴のないものを選ぶようにします。

まとめ

家族葬においても、一般葬と同様に香典をお渡しすることが大切です。香典をお渡しする際には、 参列する・しないの両方においてさまざまなマナーがあります。くれぐれも、ご遺族に無理強いをすることがないようにしなくてはなりません。 故人への弔意を示すだけでなく、遺族への配慮もしっかりと行ったうえで渡すことが大切です。自分の年齢や故人との関係性を考慮して、 マナーを守って香典をご遺族にお渡ししましょう。この他の記事もご参照いただき、後悔のないお別れの一助となれば幸いです。

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