記事監修・作成:小さいわが家のお葬式(株式会社SEC)
時代の変化とともに、葬儀のスタイルにもさまざまな変化が生まれてきました。そして近年多くの方が注目している葬儀の方法として挙げられるのが、「家族葬」です。しかし、実際に家族葬を検討するにあたっては、費用について気になるものでしょう。そのためこの記事では、家族葬の費用内訳や、なるべく費用を抑える方法などについて解説します。
「小さいわが家のお葬式」では、すべてのプランで安置日数無制限で、安置料・ドライアイス料が無料。日延べの追加料金が発生しません。比較検討時の基準とすることをおすすめしています。 近年のドライアイスの原価高騰により葬儀社各社のプランの基本料金が値上げ傾向となっています。
また、プラン内容の見直しも行われいます。追加料金がかかるか否かは、各葬儀社によりことなります。
制限を設けている葬儀プランでは、既定の日数を超えると、1日ごとに5,000円~10,000円の追加料金が加算されてしまいます。
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家族葬とは、家族や親近者のみで執り行う、小規模な葬儀の総称です。一般葬に比べ参列者の人数も少なく、使用する施設も小規模で賄えるため、葬儀の総額費用を抑えられるという特徴があります。また、参列者も少人数のため、対応に追われる負担も少なく、ゆとりのあるお別れができることも利点となります。しかし、注意しなければいけない点もありますので、費用相場と併せて、ご案内していきます。
家族葬と一般葬の大きな違いは、参列者限定し、少人数で執り行うという点です。家族葬では参列者をどこまでの範囲で案内するかを故人様の生前の意向に沿い、ご家族が自由に決められます。参列者が少ない分、接待費用や小規模な施設で賄えるという利点があります。しかし、参列者が少ないということは、香典の額も少なくなりますので注意が必要です。香典を葬儀費用に充てようと計画している場合では、自己負担額が多くなる可能性を考慮しておきましょう。
家族葬の費用の相場は105.7万円(2024年/鎌倉新書調査)、一般葬費用の平均相場が161.3万円ですので、一般葬と比較すると家族葬にした方が、葬式費用を大幅に抑えられることが分かります。
家族葬の費用相場の内訳は「葬儀一式:72.0万円」「飲食代:17.1万円」「返礼品:16.5万円」となっており、家族葬の平均参列者数は22.3人となっています。
参照元:第6回お葬式に関する全国調査(2024年/鎌倉新書)
参列者数が少なくなることで、小さな式場を使い、少ない運営スタッフで葬儀が可能となります。通夜振る舞いなどで用意する食事や会葬返礼品の数も少なくて済みます。
また、気を使う人が少ないため、葬祭用品や祭壇周りのお供物・生花の費用を抑えることも考えられます。
ただし、次の費用は家族葬も一般葬もあまり変わりません。
●遺体の移送費、安置費用、エンバーミング等
●霊柩車などの費用
●火葬費用、位牌や骨壺の費用
●寺院関連の費用
家族葬の参列者人数に決まりはなく、故人と親しかった人のみで小規模に行うため、10人規模の葬儀になる場合もあります。では、10人規模の家族葬の場合、どのくらいの費用がかかるのでしょうか。10人規模の家族葬における費用相場は40万〜135万円程度です。40万と135万円では約100万円の差があり、参考にならないと思うかもしれません。家族葬と一言でいっても、何日執り行うのか、どのような飲食を行うのかなど内容や条件によって費用に大きな差が出ます。10人規模の家族葬でかかる費用については、下記で詳しく解説しています。
【10人規模の家族葬でかかる費用は?】
20人規模の家族葬の相場は、総額約100万円前後が目安です。一般葬に比べ、家族葬は葬儀会場の大きさ、それに伴うスタッフの人数などが総じて小規模で、その分費用も安く抑えられる傾向にあるからです。なお、家族葬でも選択する葬儀のスタイルによっては一般葬よりも高くなることもあります。20人規模の家族葬でかかる費用については、下記で詳しく解説しています。
【家族葬20人、費用の相場は?】
家族葬費用の内訳は、葬儀一式費用(通夜・葬儀・告別式)、飲食接待費用(飲食代・返礼品)、寺院費用(お布施)の3つです。家族葬に限らず、 葬儀に共通する項目となっています。
費用としてまず挙げられるのが、葬儀そのものにかかる費用です。主な項目としては 「斎場費用」「搬送費用」「火葬料」「祭壇・棺・位牌・遺影など」「枕飾り・仏衣など」「人件費その他」の6項目です。 人数によって費用が上下しないことから、最初の見積もりと同程度の費用になると考えてよいでしょう。 プランの見積もりに火葬費用が含まれていないことがあるため、忘れずにチェックしておくことをおすすめします。
ご遺体安置にかかる費用としては、項目として「搬送費」「ドライアイス」「枕飾り」「後飾り」「御寝棺」「納棺奉仕料」が考えられます。予めプランに含まれているケースもありますが、日数や距離などの制限が設けられているケースがありますので、各葬儀社のプラン詳細をしっかり確認することが重要です。ご遺体の安置中は、ご遺体の腐敗を防止する処置が必要不可欠になります。処置の方法としては「ドライアイス」「エンバーミング」「保冷庫」などがあり、その中でもリーズナブルなものが「ドライアイス」です。ご遺体の安置期間により、追加料金がかかるか否かは、各葬儀社によりことなりますので、必ずチェックしておきましょう。また、近年のドライアイスの原価高騰により葬儀社各社のプランの基本料金が値上げ傾向となっています。また、プラン内容の見直しも行われ、料金プランに含まれる安置日数制限が短期間になっているケースも見受けられます。その点「小さいわが家のお葬式」では、すべてのプランで安置日数無制限で、安置料・ドライアイス料が無料ですので、比較検討時の基準とすることをおすすめします。そして、棺については、プランに予め含まれるものは安価なものの場合がほとんどです。サイズや材質・装飾により高級なものは100万円以上するものもあります。
式場にかかる費用は、式場の使用料だけではありません。「祭壇」「遺影写真」「受付用品」「宗教備品」「門表看板」「案内看板」「生花装飾」「司会者の人件費」「葬儀社スタッフの人件費」などが葬儀の式場費用として考えられます。祭壇や生花装飾は、その規模や形式、量によって左右されます。また、遠方から参列者が来る場合や、遺族が式場での通夜に参加する場合には、宿泊費用が発生することがあります。葬儀場が提供する宿泊施設を利用する場合もあれば、近隣のホテルを手配する場合もあります。この他の項目についても必ず必要なものとは限りませんので、事前にご家族で話し合い、葬儀社に相談しながら準備しておくことで、費用が抑えられるケースもあります。
火葬料とは、火葬場で遺体を火葬する際の費用です。自治体が運営する公営の火葬場の場合、無料から数万円程度であることが多いですが、民間の火葬場の場合は5万円から10万円程度かかることもあります。この他、「霊柩車」「マイクロバス」「ハイヤー」「収骨容器」などが挙げられます。霊柩車を利用する場合の相場は20,000円〜50,000円程度となっています。車種や距離により費用が異なります。例えば、高級な霊柩車を使用する場合や、遠距離の場合は費用が高くなることがあります。そして、火葬後の遺骨を収める収骨容器(骨壺)はシンプルなものから、デザイン性の高いものまで幅広い価格帯があります。また、遺族や参列者のためにバスやタクシーを手配する場合、その費用もかかります。
参列者をおもてなしする費用も、予算に入れる必要があります。主な項目としては「香典返し・当日返し(飲食代)」「通夜振る舞い(返礼品)」があります。 料金プランに含まれていることも多いですが、当日の人数によって変動するため注意が必要です。
寺院にお渡しするものは、主な項目として「お布施」「御車料」「御膳料など」の3項目です。 お布施は、読経や戒名授与のお礼として僧侶にお渡しするものです。 感謝の気持ちであるために決まりがあるわけではありませんが、どの程度お渡しすべきかは葬儀社や菩提寺に相談してみるとよいでしょう。
《お布施について関連記事》
家族葬の費用を安く抑えるための6つのコツについて解説します。1.葬儀の生前予約をする。 2.二日葬ではなく一日葬にする。 3.通夜振る舞いや精進落としなどを行わない。 4.できるだけオプションを選択しない。 5.会葬礼状や返礼品を用意しない。 6.自治体に葬祭費を還付してもらう。の6項目です。この他に、葬儀社各社が提供している割引制度もありますので、対応できる条件であれば利用しましょう。「わが家の家族葬」では、事前相談するだけで、割引を適応させていただいております。
費用を抑える方法としてまず挙げられるのが、生前予約の利用です。葬儀の内容を事前に相談しておくことで、不要な費用が発生することを防げるためです。 また、生前予約であれば、故人の要望を最大限反映させることもできます。さらに、早期申込や事前に相談することで受けられる特典や割引がある葬儀社もあります。
二日葬ではなく一日葬にすることも、費用を抑えるためには効果的です。葬儀にかかる費用は、一般葬や二日葬よりも一日葬の方が抑えられます。 葬儀者から進められるまま検討せずに一般葬を選んでしまい、後から「一日葬で十分だった」と後悔することもあるでしょう。 単純に「一日葬の方がよい」というわけではありませんが、事前に検討をしたうえで選択することが大切です。
選択肢としては、通夜振る舞いや精進落としを行わないことも考えられます。近年では会食を行わない葬儀も増えており、選択肢として考えることが可能です。 それぞれ下記の金額が目安として考えられるため、予算を考慮しながら実施の有無を検討するとよいでしょう。
葬儀プランの中には、安置日数無制限としているものもあります。安置日数に制限を設けている葬儀プランでは、既定の日数を超えると、1日ごとに5,000円~10,000円の追加料金が加算されてしまいます。また、近年の原価高騰の影響で、ご遺体維持のためのドライアイスの値上げをうけて、葬儀社各社の料金プランは値上げ傾向となっており、プラン内容の見直しも行われています。「小さいわが家のお葬式」では、すべてのプランで安置日数無制限で、安置料・ドライアイス料が無料ですので、比較検討時の基準とすることをおすすめします。
費用を抑えるとの観点からは、できるだけオプションを選択しないことも考えられます。基本のセットプランでも、葬儀を行うことは基本的に可能なためです。 オプションプランの内容を確認し、必要なものがあるのかをしっかりと考えて選択することが大切でしょう。
会葬礼状や返礼品を用意しないことも、選択肢の1つです。家族葬においてはごく親しい人だけを呼ぶことが多く、返礼品を用意しないことも考えられるためです。
自治体の制度も、可能な限り使用することをおすすめします。手続きを行うことで、葬祭費の一部を還付してもらえる制度があるためです。 具体的には、国民健康保険や後期高齢者医療制度において、葬儀費用の一部を還付してくれる制度があります。ただし還付を受けられる金額は自治体によって異なる点や、 還付に要件があることもある点には要注意です。
葬儀社各社の家族葬プランは、価格帯もプランに含まれる内容も様々です。想定外に追加費用が発生しまったなどのトラブルが起きないよう、納得できる価格帯とプラン内容を検討しましょう。家族葬の費用で後悔しない葬儀社選びについて解説していきます。
家族葬といっても、葬儀社各社でプランの価格帯も様々です。葬儀業者には「葬儀専門会社」と「葬儀を仲介する会社」の2つがあります。「葬儀を仲介する会社」では、料金プランに仲介料が含まれているケースや、基本料金が安く表示されていても、含まれる内容に様々な制限が設けられていることがあります。このため、比較的「葬儀専門会社」のほうが葬儀費用を安く抑えられる傾向があります。そして、葬儀費用で一番の不安要素は「日延べ料金」と呼ばれるものです。ご遺体の安置には、安置施設の利用料とご遺体の腐敗防止のためのドライアイス料金がかかります。葬儀までは、ご遺体を安置しておく必要がありますが、安置日数に制限が設けられているプランの場合は、制限を超えると1日ごとに1,1000円程度の費用が発生することがほとんどです。「小さいわが家のお葬式」では、全プランで、ご安置日数無制限で安置料・ドライアイス料を無料で提供しているので、お見積り金額からの追加費用の心配がありません。サイト上で簡単に家族葬のセルフ見積が可能です。見積登録をすることで、葬儀費用の割引も適応されますので、ご検討中の方は一度お試しください。
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プランの中には、必ずしも必要ではない項目などが含まれているケースもあります。また、プラン内の項目に不必要に高価な仏具や装飾品が含まれていないかも確認しましょう。できるだけシンプルなプランを提供している葬儀社を選び、必要なものだけを追加することで、納得のいく費用にすることができます。このほか、中規模・大規模の葬儀をメインで取り扱う葬儀社と、家族葬や小規模な葬儀を得意とする葬儀社とでは、対応が異なることもあります。直接問い合わせて、スタッフの対応が大丈夫なのか、チェックしておくと良いでしょう。「小さいわが家のお葬式」では、24時間いつでも無料で、電話相談を承っております。ぜひ、ご活用ください。
納得のできる家族葬は、複数の葬儀社から見積を取り、必ず料金と含まれる内容を比較しましょう。そうすることで、費用感とご家族が想い描いた葬儀に対応している葬儀社が見えてくると思います。おすすめするのは、シンプルな内容と安置日数無制限で、安置料・ドライアイス無料で追加費用が無いプランを提供している葬儀社です。また、家族葬や小規模な葬儀を得意とする葬儀社であれば、最適な斎場を案内してもらえます。「小さいわが家のお葬式」では、24時間いつでも無料で、電話相談を承っております。ぜひ、ご活用ください。サイト上でも簡単に家族葬のセルフ見積が可能です。葬儀費用の割引も適応されますので、一度お試しください。
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家族葬の費用については、以下の2点に気を付けることをおすすめします。
香典では、原則として葬儀費用をまかなえないと考えなくてはなりません。家族葬の場合、参列者が少ないことが予想されるためです。 さらに香典返しをする必要があることから、葬儀費用をまかなうことは難しいと考えるべきでしょう。
定額プランを利用するにあたっては、デメリットの把握が重要です。定額プランの場合、葬儀に必要なことがパッケージになっているため、 迷うことが少ない点はメリットですが、契約の条件に制限がある場合も多いといえます。 定額プランを選ぶ際にはどこまでを対応してもらえて、どんな項目が含まれていないのか、事前に確認することが重要です。
家族葬のおすすめ料金プランをご紹介します。葬儀料金を比較する際は、基本料金にどこまでが含まれているのかを必ず確認して、比較することが重要です。「わが家の家族葬」の4つの家族葬料金プランでは、各プランで必要になるもを厳選し、予め含めた表示価格で設定しています。他社では、追加費用となってしまう、葬儀場の使用料も含まれています。また、安置日数無制限で「安置料・ドライアイス無料」となり、お見積り金額からの追加費用は一切発生しません。下記より各料金プランの詳細をご確認いただけます。
《4つの家族葬料金プラン》
家族葬においては、葬儀一式費用に加えて飲食接待費用、寺院費用が主に発生します。費用が気になる場合は、生前予約や一日葬を活用したり、
オプションをなるべく少なくしたりといった工夫が考えられるでしょう。ただし、香典で葬儀費用をまかなうことは難しい点や、
選択しているプランでどこまでの対応をしてもらえるのかは、確認しておくべきです。不明点や不安点は葬儀社に相談し、なるべく無理をせずに故人との最期の時間を過ごしましょう。
「小さいわが家のお葬式」では、24時間365日、
ご葬儀に関する無料電話相談を承っております。小さなお葬式に特化した、家族葬のプロがご対応させていただきますので、お悩みの際は、
迷わずご連絡いただければと思います。緊急時には、ご遺体搬送・仮安置を無料対応しております。お見積り後のキャンセルも費用をいただいておりません。
まずは「小さいわが家のお葬式(旧わが家の家族葬)」にご連絡いただき、その後でご葬儀について、落ち着いてご検討いただく方もおられます。
後悔の無いお別れの一助となれば幸いです。
【家族葬で選ばれる理由】
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