記事監修・作成:小さいわが家のお葬式(株式会社SEC)
家族葬における喪主・遺族側と参列者側それぞれのマナーについて解説します。家族葬のマナー関連記事も併せてご参照ください。故人との最後のお別れの儀式である葬儀を執り行うにあたって、遺族としてはできるだけ落ち着いて故人と向き合いたいものです。しかし、葬儀にはやらなければならないことが多く、困惑してしまう場合もあるでしょう。故人との最後の時間を落ち着いて過ごしたいという方には、「家族葬」と呼ばれる葬儀スタイルがおすすめです。それでは、詳しく解説していきます。
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また、プラン内容の見直しも行われいます。追加料金がかかるか否かは、各葬儀社によりことなります。
制限を設けている葬儀プランでは、既定の日数を超えると、1日ごとに5,000円~10,000円の追加料金が加算されてしまいます。
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家族葬とは、家族や親族を中心として故人と関係性の深い方のみに参列者を制限して執り行う葬儀のことです。 数十人規模で行われるケースが多いですが、人数に関して厳密な定義があるわけではありません。
家族葬と比較されやすい葬儀形式として挙げられるのが、一般葬と呼ばれるものです。両者の特徴としては、以下が挙げられます。
そして両者の違いをまとめると、以下の通りです。
項目 | 家族葬 | 一般葬 |
---|---|---|
参列者の範囲 | 故人と親しかった人に限定する | 広く遺族と付き合いのある方に 声かけを行う |
内容 | より故人とのお別れに集中 | 社会的な儀式の側面が強い |
香典 | 辞退のケースも少なくない | 通常は受け取る |
ここでは、家族葬のマナーについて喪主・遺族側と参列者側に整理して解説します。
喪主・遺族側は、「家族葬を行うことへの了承を得る」「参列を遠慮して欲しい場合は明確に伝える」の2つの項目に注意すべきです。
家族葬を行うことについては、身内にはしっかりと説明して了承を得ることが大切です。家族葬は近年注目を集めてきている葬儀形式ですが、 まだまだ一般に浸透しているとまではいえないためです。また、家族葬では身内の参加者も制限します。呼ばれない身内の方からしてみれば、 「どうして自分は呼ばれないのか」と疑問を感じてしまうものでしょう。不満を持たれたまま強行すると、後々の関係に悪影響が出たり、 トラブルに発展したりする可能性があります。上記より、実施にあたっては事前に身内からの了承を得ることが大切です。
参列を遠慮して欲しい場合には、はっきりと伝えることも大切です。はっきりと伝えておかないと、相手も困惑してしまうためです。 家族葬を行う連絡をしたとしても、参列辞退を明言していなかったり、そもそも訃報の連絡をしなかったりすることは、できるだけ避けることをおすすめします。 家族葬を伝える際には、「誠に勝手ながら、通夜並びに葬儀・告別式は近親者のみで執り行うため、弔問等はご遠慮くださいますようお願いいたします」 などと明記しましょう。
葬儀において喪主は大切な存在です。家族葬においても、故人を弔い弔問客への感謝の意を表すことは、喪主の大切な仕事です。とは言っても、一般葬とは違い、家族葬では参列者を限定するため、挨拶についてはやや気持ちを楽にして取り組めるでしょう。ただし、喪主挨拶はタイミングに合わせて適切な内容にすることが重要です。そのため以下のタイミングで喪主挨拶をすると良いでしょう。家族葬での喪主挨拶について、関連記事では、喪主挨拶例文とあわせて、さらに詳しく解説しています。ぜひ、ご参照ください。
《葬儀のマナー関連記事》
参列者は、「訃報で参列依頼があった人物以外を誘わない」「喪主指定の服装で参列する」「香典の要否を確認する」「葬儀報告が終わるまで参列を口外しない」の4つの項目に注意すべきです。参列のマナー関連記事も併せてご参照ください。
《参列のマナー関連記事》
参列者側のマナーとしては、参列依頼があった人以外を誘わないようにしなくてはなりません。家族葬においては、 遺族や故人の遺志で参列者の範囲を決めているためです。悪気なく故人と親しかったと思う人を「御一緒に」と誘うケースがありますが、 遺族側の負担を増やすことにつながってしまいます。
参列時には、喪主が指定する服装を身に着けることが基本です。たとえば案内の中に「平服でお越しください」と記載されている場合、 平服で参列します。もし特に指定がなければ、準喪服を身に着けていくことが基本です。準喪服には、男性であれば光沢のないブラックスーツ、 女性であれば光沢がなく黒い無地のワンピース・アンサンブル・スーツなどが該当します。故人と生前親しかった方たちのみであったとしても、 葬儀であることは忘れてはいけません。
参加にあたっては、香典の要否を確認します。家族葬では、遺族側が香典を辞退することが多くあるためです。香典辞退の意向を確認したら、 原則として香典を送ることは避けなくてはなりません。遺族側は、香典返し対応の負担を減らしたいと考えている可能性が高いためです。 弔意を示そうと無理に香典を送ってしまうと、遺族側の負担を増やすことにつながりかねません。
《家族葬のマナー関連記事》
葬儀報告が終わるまで、参列したことは決して口外してはいけません。家族葬に呼ばれなかった人が葬儀の事実を知ると、 「弔問をしたい」と故人個人宅へ訪問してしまう可能性があるためです。家族葬を終えたばかりの遺族にとって、弔問対応は大きな負担になってしまいます。 葬儀を執り行ったことを遺族が報告するまで決して参列を口にしないことが、家族葬に呼ばれた者の最低限のマナーだといえるでしょう。
《家族葬のマナー関連記事》
お悔やみの言葉とは、身内を亡くされた方へかける言葉の事です。故人を弔う気持ちを表し、遺族や親族など身内を亡くされた方のことを思いやって言葉を伝えます。「お悔やみ申し上げます」「ご愁傷さまです」などの表現が一般的に使用されています。訃報を受けて通夜や葬儀に参列する際の挨拶として「お悔やみの言葉」を伝えます。ただし、身内を亡くされた方へかける言葉は、シーンに合わせて適切な言葉を選ぶのが基本です。お悔やみの言葉の代表的なフレーズは「お悔やみ申し上げます」「ご愁傷さまです」「ご冥福をお祈りします」「残念でなりません」「哀悼の意を表します」の5つのフレーズです。正しく使い分けられるように確認しておきましょう。お悔やみの言葉は、通夜や葬儀などにおける挨拶として、本来は葬儀に参列し対面で直接伝えたり、弔電やお悔やみ状で伝えるものです。しかし、相手との関係性などを考慮したうえで、マナーを守ればメールでの返信で問題ないケースもあります。近年では、家族葬など葬儀の縮小化の傾向があるため、参列の機会も限られることも考えられます。どのような対応が望ましいのか確認しておきましょう。お悔やみの挨拶の関連記事では、状況や相手別に文例とあわせて、詳しく解説しています。適切な対応が出来るよう確認しておきましょう。
《お悔やみの挨拶の関連記事》
家族葬には、会社関係者は参列しないことが一般的です。また、「家族」葬なら、会社関係者には連絡不要だと考えるかもしれません。 しかし、実際は会社への連絡が必要です。
結論からお話しすると、家族葬であっても会社への連絡はすることをおすすめします。家族葬をする旨をお伝えしておかないと、 勤務先の上司や同僚が参列を希望する可能性があるためです。また、忌引き休暇の申請にあたっても、訃報を伝えておくことでやり取りがスムーズになります。 所属部署や親しい人の連絡先がわかればそちらに連絡し、わからなければ代表番号にかけましょう。そして故人や遺族の勤務先の上司や人事担当者に、 以下の内容を伝えておきます。
家族葬においては、喪主・遺族側と参列者側の双方が、守るべきマナーがあります。遺族側は参列依頼・辞退の希望をはっきりと伝えるようにし、 参列者側は遺族の意向を最大限尊重するのが大切です。また、家族葬であっても会社への連絡は基本的に行います。連絡方法やその他気になることや 不安なことがあれば、葬儀社に相談することも重要でしょう。
最後に、なぜ家族葬で「小さいわが家のお葬式(わが家の家族葬)」が選ばれているのか、ご紹介したいと思います。
他社との違いは、次の3項目です。1.総額費用が安い。追加費用一切なし。2.安置室完備。3.一貫して自社対応。
一般的に、「火葬料」や「式場使用料」が別途追加費用として必要だったり、ドライアイスや安置日数に制限が設けられていますので、比較する際は注意が必要です。
小さいわが家のお葬式(わが家の家族葬)では「安置日数無制限で安置料・ドライアイス無料」での表示価格でご提供しているため、お見積り後に追加費用が発生することが一切ありません。
経済的な心配をせず、お別れに集中していただける環境をご提供させていただいております。また、年々増加している「エンバーミング」も、
自社対応可能な葬儀社であることが特徴です。下記ぺージでも、イラストと合わせてご紹介しています。
【家族葬で選ばれる理由】
【エンバーミングとは】
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