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危篤/逝去

危篤から回復して持ち直すのはどのような場合?危篤状態の際にするべきことも紹介

更新:2025/01/18

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危篤状態と聞くと、もう持ち直すことはないのか、回復の見込みがあるのか不安になる方もいるでしょう。

この記事では、危篤とはどのような状態か、危篤状態から持ち直す可能性や回復する確率について詳しく解説します。また、危篤状態のときにしておくべきことや心構えについても紹介します。

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危篤状態とは? 重篤との違い

「危篤」とは、病気やけがにより命に危険が迫っている状態のことです。一般的に回復の見込みが低く、息を引き取るまでにわずかな時間しかないと推測されるときに判断される状態です。

危篤状態は、病状やバイタルサイン、そのときの状況などから総合的に見て判断されます。危篤を告げられることは患者の残された時間が短いことを示しており、半日もしくは2~3日で最期を迎えるケースが一般的です。

そのため、大事な方が危篤の状態に陥った場合、家族は希望を持ちながらも、亡くなる恐れがある事実を受け入れなければなりません。

「重篤」は重い病状であり、このままでは死に至る容態を指します。危篤と重篤はどちらも生命に危険が迫っている状態ですが、意味合いが異なります。

危篤状態から持ち直すことはある?

ここでは、医師が危篤と伝えた後、患者が持ち直す可能性があるのかについて解説します。

危篤から持ち直す可能性

危篤状態でも、全ての方がそのまますぐに最期を迎えるとは限りません。身体の回復力は予測が難しく、いつ持ち直すかどうかは誰にも判断できないものです。2~3日で亡くなる方もいれば、持ち直して数年は生き続けられる方もいるでしょう。

とはいえ、生命が危険な状況であるため、持ち直す可能性が高いとはいえません。本人の「生きたい」と思う強い意志が回復につながることもあるため、家族は最期まで諦めず励ましたり、感謝の気持ちを伝え続けたりしましょう。

危篤状態から回復する確率は?

危篤の患者は適切な処置を施すことで、まれに持ち直すこともあります。しかし、危篤になってから回復に向かう確率は医師にも分からず、本人の体力や生命力次第です。

また、危篤状態で持ち直すケースは極めて低いと言われており、重篤状態の方がまだ回復の見込みがあるとされています。もちろん状況にはよりますが、危篤状態では基本的にあまり回復の期待はできないでしょう。

ただし、危篤でも聴覚は残っている場合があるため、意識がない状態でも声掛けをすることで、気持ちが伝わるでしょう。

危篤状態から小康状態を繰り返す場合も

危篤の知らせを受けた後に、小康状態を繰り返す場合もあります。

ここでは小康状態とはどのような状態なのか、その後の見通しなどについて解説します。

小康状態とは?

小康状態とは、一度悪化した後に、悪い状況を脱して何とか落ち着いている状態のことです。命の危機を脱した状態ですが、完全に回復していません。

人によっては小康状態から再度危篤状態になることもあり、どの方向に進むかは予測不可能です。希望を持つことも大切ですが、もしもの事態を考え、これからの行動を考えるのも重要です。

小康状態は安心できる?

「小康状態=快方の兆し」ではなく、危険な状況が続いていることに変わりはありません。安心できる状態ではなく、数日間は注意が必要です。

そのため「小康状態になった」と連絡を受けても「しばらくは大丈夫かな」と判断するのではなく、病院に速やかに向かうことをおすすめします。

危篤連絡を受けたらするべきこと

ここでは、身内や大事な方の危篤状態の知らせを受けた際に、やるべきことを紹介します。

状況を理解し、心の準備をする

「大事な方が危篤状態にある」と連絡をもらうと、動揺して頭が真っ白になる方が多いでしょう。しかし、動揺したままでは病院に着くまでに事故やトラブルを引き起こす可能性があるため、慌てず冷静な対応を心がけてください。

そのためには、危篤の連絡を受けたら、最初に深呼吸をしましょう。腹式呼吸を取り入れることで、自律神経のバランスが整い、気持ちを落ち着かせられます。

危篤の連絡を受けても、希望を捨てず、万が一に備えて冷静に受け止めるように心掛けましょう。

連絡を受けたら速やかに駆けつける

危篤は予断を許さない状況であり、短時間で亡くなるケースも珍しくありません。そのため、連絡を受けた後は速やかに病院へ駆けつけ、少しでも長く一緒にいられるように努力しましょう。

危篤期間がいつまで続くかは医師にも分からないため、状況によっては近くに数日間の泊まり込みを検討した方が良いかもしれません。着替えや携帯電話の充電器、お金を持参することで、病院と自宅または宿泊先の往復を減らせます。

危篤状態でも聴覚は残っている場合があるので、意識がなくても声掛けは行いましょう。少しでも後悔をしないよう、早めに駆けつけて感謝の言葉を伝えてください。

親しい人に危篤の連絡をする

危篤の連絡を受けた際は、親しい人に連絡をするのを忘れないようにしましょう。危篤時の連絡の対象は、3親等以内の親族が一般的です。3親等以内ではなくても、親しい友人などは本人との関係性に基づいて連絡を入れましょう。

3親等には配偶者、兄弟姉妹、子、孫、甥、姪などが該当します。本人の意思を考慮し、連絡する相手を選別してください。親族が遠方に住んでいる場合は、葬儀の日程を決めてから連絡をするのも選択肢の一つです。

親族に連絡する際は、時間帯に関係なく速やかに行いましょう。また、会社を休む可能性があることを、会社に連絡しておくこともポイントです。

連絡方法と伝え方の注意点

危篤は危険な状態であり急を要するため、親族には電話で伝えるようにしましょう。以下のような重要な内容を伝える必要があるので、しっかりと伝えられるように心を落ち着けることが大切です。

  • 危篤の方の容体
  • 病院名
  • 病院の住所
  • 自分の携帯番号
  • 分かれば面会時間
  • 病室

電話に出ない場合は、LINEやメールでもOKですが、重要度が伝わるように留守電にも残しておきましょう。電話番号が分からない場合でも、不明点を即時に問い合わせしやすいように、電話番号や電話に出やすい時間帯などをLINEやメールに記載して送ることをおすすめします。

お金周りの準備をする

もしも亡くなった場合は、ご遺体の搬送や葬儀代など、さまざまな出費が発生します。葬儀代としては、以下のような費用が必要です。

  • 基本料金:斎場利用料・火葬料など
  • 飲食費:通夜振る舞い・精進落としなどの飲食料金
  • 返礼品費:香典に対するお礼の品物の代金
  • 施設利用料金:ご遺体の安置や葬儀会場の利用料金

葬儀代の総額費用の相場は110~130万円になり、現金で支払いが必要なものもあります。そのためある程度まとまった現金を用意しておくのが望ましいです。

葬儀の準備をする

危篤状態の場合は、もしものときに備えた準備や段取りを進めることをおすすめします。亡くなった後は検討する時間がないため、事前に葬儀社の検討をしておくと良いでしょう。

良い葬儀社を見分けるには、以下のポイントを意識して選びましょう。

  • 事前に明確な費用を提示してくれる
  • 質問に丁寧に答えてくれる
  • 契約を急かさない
  • 支払い方法や期日の対応が柔軟

ただし葬儀に関しては、危篤の方に声が届かないように、病室で話すのは控えましょう。

危篤状態で会社を休む際の注意点

大事な方が危篤状態の場合、仕事を休むかどうかは自分の意志で判断することが重要です。ここでは、危篤状態で会社を休む際の連絡の仕方や注意点を解説します。

早めに連絡し、相談

会社へは危篤の連絡を受けた際に「万が一の場合は休みをいただきたい」と上司に相談しておきましょう。職場へ早めに休む可能性を伝えることは、社会人としてのマナーです。また、早めに伝えることで、会社側で業務のフォローをする準備ができます。

上司に直接伝えられない場合は、メールで簡単に説明し、後ほど電話で詳細を連絡しましょう。連絡をする際は早朝・深夜を避け、連絡可能な時間帯に行ってください。長期の休みによって業務に支障があるなら、定期的に連絡を取り合い相談しましょう。

忌引き扱いにならないので注意

危篤では忌引き扱いにならないのが一般的です。忌引きとは、家族や親族のような身内が亡くなった際などに会社を休める制度を指します。

危篤の場合は持ち直す可能性があるため、忌引き扱いになりません。そのため、多くの場合、危篤状態で休む際は有給休暇を取得します。

しかし、忌引きによる休暇は企業が独自に設定できるので、就業規則にて危篤時の休暇に関する規定を確認しましょう。

危篤の知らせで後悔しないためのポイント

危篤は持ち直すケースもありますが、そのままお別れになることもあります。

ここでは、その際に後悔しないために注意しておきたいことを紹介するので参考にしてください。

駆けつけるべきか迷ったら……

危篤の連絡はいきなりのことなので、今すぐ駆けつけるべきか迷う方もいるでしょう。仕事や家庭の事情などで都合を調整するのが大変な場合も多くありますが、すぐに駆けつけないで本当に後悔しないかよく考えてください。

危篤は持ち直すケースはあるものの、急逝してしまうこともあるため、亡くなってしまうとお別れができません。意識のない危篤状態でも声は聞こえている可能性があるので、速やかに駆けつけることで、言えなかった感謝の気持ちを伝えることが可能です。

また、危篤に陥っている方や周囲の家族とわだかまりがあったとしても、向き合う方が後悔が少ないでしょう。

自分の心のケアも大事! 相談や助け合いも大切に

大事な方が危篤になると悲観するだけでなく、緊張や責任、疲労が重なるので心の負担を軽減することも意識しましょう。悲しみやつらさから目を背けるのではなく、感情を吐き出す時間は大切です。

そのためには、家族や友人などと話をして、不安や悲しみを共有しましょう。自分の感情を素直に受け入れ、話を聞いてもらうことで、気持ちが軽くなるかもしれません。

身近に話したい方や頼れる方がいないのなら、インターネットや電話相談を検討するのも良いでしょう。話すことが得意ではない方は、自分の気持ちを文字にすることで整理ができる可能性があります。

持ち直す希望を捨てず、危篤後の準備も

大事な方が危篤の場合は、持ち直す希望を簡単に捨てないことも大事ですが、万が一に備えて葬儀の準備を進めておくことも重要です。「小さいわが家のお葬式」は、生前に相談するだけで、5万円割引になるプランを用意しています。

さらにご安置日数は無制限で、どのプランにおいてもドライアイスは無料など、役立つサポートをご用意しております。「小さいわが家のお葬式」からお気軽にご連絡ください。

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